サクラサク【昭和時代の話】

サクラサク

サクラサク。

サクラサク・・・とは、大学の合格発表の際用いられる電報文として周知されていますよね。

このサクラサク電報は昭和31年、早稲田大学の合格発表で用いられたのが初めてだったそうです。
　
サクラサク＝合格、サクラチル＝不合格

その後、他の大学でも使われるようになりましたが、各大学が特色ある電報を使い始めました。

●個性的
北海道大学⇒　エルムハマネク：タイシハハタセズ
小樽商科大学⇒　アカシアノハナガサク：アカシアノハナガチル
静岡大学⇒　フジサンチョウセイフクス：スルガワンイマダナミタカシ
富山大学⇒　ニホンカイニアサヒカガヤクオメデトウ：トヤマハユキフカクミチハカヨワズザンネン
大阪大学歯学部⇒　ニユウシハエル：？
奈良教育大学⇒　ダイブツヨロコブ：ダイブツノメニナミダ

●シンプル
新潟大学教育学部⇒　ハナサク：ハナチル
東京大学⇒　ゴウカク：サクラチル
岐阜大学⇒　ゴウカクオメデトウ：サイキマツ

●ややこしい
東京医科歯科大学⇒イｔジジゴウカクキミオマツイカシカゴウカクオメデトウ：ハルマダトオキカンダガワ/カンダガワサクラチル
お茶の水大学⇒　オチヤカオル（合）：コノメドキマテ（不）：カオリマタヨシ（補欠合格）
千葉大学⇒　ボウソウノナミハハルオツゲキミオマツ：ナリタクウコウキリフカシ


などなどなっていたようです。

ハーバード大学などでは、
Harvard's loss more than yours（君の失敗以上にハーバードの損失が大きい）…と、慰めてもらえちゃったりしたそうですよ＾＾


私個人的には、東京大学の一番シンプルな感じが好きですね～。
ヒトもモノも文章も・・・シンプルで分かりやすいのが好きです＾＾

御茶ノ水大学の「カオリマタヨシ（補欠合格）」・・・どっちよ！って感じぃ～～(￣▽￣;
ま～どっちか分からない結果なわけだけど・・・。


という訳で、電報時代…昭和50年代くらいまで？？？のお話でした。